Logo東京大学 生産技術研究所 次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)Advanced Mobility Research Center (ITS Center), Institute of Industrial Science, The University of Tokyo

News Report 2008

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生研公開、千葉実験所公開にてITSセンターの取り組みを紹介

2008年5月29~31日の3日間、毎年恒例となっている生研公開2008(駒場リサーチキャンパス公開)が行われ、ITSセンターは各研究室での個別展示に加え研究棟ピロティにおいて簡易型TS-DSシステムと計測・実験用車両3台の展示を行いました。あいにくの雨にもかかわらず来場者数の集計は昨年よりも1000人以上増え8500人余りと大盛況でした。ITSセンターでは併せて実施された「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」の見学コース研究室としても参加したため、多くの中高生グループが見学に訪れました。

また11月14日には毎年恒例の生産技術研究所千葉実験所公開が開催されました。この公開は実験所内に実験装置や研究施設を有する研究室を中心に日頃の研究成果や装置・施設を紹介するイベントで、ITSセンターも毎年出展しており、「サステイナブルITSの展開研究」という題目でサステイナブルITSプロジェクトの概要やITSセンターの紹介をはじめ、ITS実験用交通信号機の紹介、コアメンバーの研究室のによるパネル展示、ITS計測車両(ARGUS)の実車展示を行いました。

(山口大助 特任助教)

Int'l Symposium on ITS Research 2008 をシンガポールにて開催

2008年7月17日、東京大学生産技術研究所先進モビリティ連携研究センター(ITSセンター)では、世界各国のITSに関する研究者を招き、International Symposium on ITS Research をシンガポールのナンヤン工科大学にて開催しました。 ITS Japan および ITS Singapore の協力により第19回アジア太平洋地域ITSフォーラムの特別プログラムとして位置付けられたもので、当センター主催による本格的な国際公開シンポジウムとしては初の試みとなります。

総合融合工学とされるITSでは、情報工学・交通工学・機械工学などこれまでの分野を超えた研究者や民間人の協調・交流が重要とされています。当センターではこれまでにも国内のITSセミナーシリーズ(全国各地域のニーズに即したITSの普及促進・交流を目的とした当地でのセミナー)などを開催してきましたが、海外に関しては提携機関との教員・学生の交換、あるいは大規模な国際会議への参加・発表が主体でした。これらの機会は有益ではありますが、各専門分野内での交流になりがちであったり、広がりが限定的であるといった側面も少なからずありました。今回のねらいは、その中間規模に位置する機会として、発表者およびセンター関係者のほか、現地大学の教員や学生、また同フォーラムの参加者を交えたシンポジウムを開催したものです。

同会では、Image Processing and Driving Simulation, Driver Modeling, Traffic Management, ITS Perspectives の4部に分けて延べ12名が発表を行い、現地シンガポールのほかアジア地域を中心に総勢56名の出席者がありました。シングルセッション開催の利点を生かして様々な観点の質疑が飛び交い、Steven Shladover 教授 (California PATH, UC Berkeley) の発表では、各分野から見た安全性に対する考え方など、独創的な議論が展開されました。

(小野晋太郎 特任助教)

活発に開催された東京大学ITSセミナーシリーズ

ITSセンターが全国の協力のもと主催する「東大ITSセミナーシリーズ」が、2008年は3回にわたって開かれました。 同シリーズは、これまでの中央主導的なITSから発想を転換して、東京大学が主体となって各地域と交流を持ち、地域密着型のITS展開などに関して意見交換を行うもので、2008年から通算して5回を数えました。

シリーズ第3回は、九州工業大、北九州市立大、早稲田大、および国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)の協力のもと3月に北九州市で開催し、研究開発の相互紹介や同地域でのITS推進に向けたディスカッションを行ったほか、北九州学術研究都市の見学を行いました。第4回は7月に札幌市で開催し、北大、北海道ITS推進フォーラム、国総研の協力のもと大学と地域の連携などについて話し合いました。 第5回は北九州市で毎年恒例で開催されている学術研究都市産学連携フェア(第8回)の一部に参加する形で、同フェア実行委員会、(財)北九州学術推進機構(FAIS)共催のもと開催いたしました。参加者は各回とも約60名を集めました。

ITSセンターでは今後も各地域のITS関連人材の育成、地域密着型のITS展開、各地域における産官学連携によるビジネスの送出などを視野に入れながらセミナーシリーズを展開していく予定です。本年度は都合により北九州地域で2度の開催となりましたが、今後は北陸・東北地方での開催も計画しています。

(ITSセンター事務局)

北九州自動車技術展に出展

2008年10月8日から10日までの間、福岡県北九州市の西日本総合展示場及び北九州国際会議場で開催された「第8回北九州学術研究都市産学連携フェア」の併催イベントとして、北九州市の市制45周年を記念した「市制45周年記念特別企画 自動車技術展」に出展しました。トヨタ自動車九州の苅田工場や日産自動車の九州工場が立地する北九州市周辺は自動車産業の盛んな地域であり、このイベントは「北九州の有する自動車産業に関連する高い技術力や自動車産業振興に向けた戦略的な取り組みの紹介を通じて、自動車関連産業界をはじめ、次世代を担う学生や研究者に向けて広く情報発信を行う展示会」として開催されたものです。自動車技術展は「完成車」、「ITS」、「パーツネット」、「カーエレクトロニクス」、「サポーティング産業」の五つのカテゴリーで企画展示が構成され、ITSセンターは「ITS」で出展しました。

今回は「日本初の情報・機械・交通工学が一体となったITS専門の大学研究拠点より多対多型の産学共同研究をはじめとした様々な取り組みを紹介する」ことを出展内容の念頭に掲げ、簡易型ドライビングシミュレータを試乗できる体験コーナーをはじめ、センター所有の計測実験車両2台の展示、ITSセンターの概要及び活動内容の紹介や各コアメンバー研究室の研究紹介のパネル展示などを行いました。試乗体験コーナーでは「運転シミュレータであなたの安全運転度を診断します!」という触れ込みで、シミュレータ車両(試乗者が運転する車両)と前方車両の走行速度や前方車両との車間距離から算出されるTTC(衝突余裕時間)とKdB(接近離間状態評価指標)の二つの指標を用いて安全運転度を診断し、診断結果のシートを試乗者に手渡すというデモンストレーションを行いました。シミュレータの物珍しさと会場内に体験型展示が少なかったことも手伝って、試乗体験コーナーは順番待ちができるほどの盛況でした。また車両展示やパネル展示に見入る来場者も多数見られました。

なお会期中の9日午後には「東大ITSセンターセミナーシリーズ(5) ITSセミナーin北九州」を開催し、60余名の参加者を数えました。

(小野晋太郎 特任助教)

2008年度「社会人のためのITS専門講座」開催

2008年度「社会人のためのITS専門講座」が10月28日、東京大学生産技術研究所コンベンションホールおよび北九州学術研究都市にて、省庁、企業、関連団体などから約130名の参加者を迎えて開催されました。5度目となる今回は、近年のアンケート結果などを踏まえて産業界から2名の講師を招聘したほか、受講料が初めて無料化されました。更に、新しい試みとして生産技術研究所と北九州学術研究都市がインターネット回線で結ばれ、東京での講演が北九州へ、また北九州の聴講の様子が相互に放映されながら進められました。

恒例となっている研究室見学ではITSセンターコアメンバーの研究室(池内、桑原、須田、鈴木)に加え、サポートメンバーの研究室(中野、佐藤、橋本、加藤・大岡、上條)が公開されました。

(ITSセンター事務局)

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