Logo東京大学 生産技術研究所 次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)Advanced Mobility Research Center (ITS Center), Institute of Industrial Science, The University of Tokyo

News Report 2009

2008年度 | 2010年度 | 一覧

先進モビリティ研究センター設立記念シンポジウム

6月11日、先進モビリティ研究センター(ITS センター)の設立記念シンポジウムが東京大学生産技術研究所コンベンションホールで開催されました。 ITS (Intelligent Transport Systems) とは、最先端の情報通信、電気、電子、機械、土木、交通等の様々な分野の技術が融合した、安全かつ快適な高度道路交通システムです。 それらの各分野の専門家により2005年3月に所内組織として発足した「先進モビリティ連携研究センター」を前身とする新センターは、2009年4月に東京大学の研究センターに昇格して設立されたものです。

野城智也所長の挨拶と新センター看板の除幕式から始まったシンポジウムでは、センター長である桑原雅夫教授による新センターの Vision と Mission、および専任メンバーによる新センターの取り組みについて各々発表が行われました。 またトヨタ自動車株式会社の渡邉浩之技監による基調講演と、警察庁、総務省、経済産業省、国土交通省のITS 専門家をお招きしてのパネルディスカッションが行われ、新センターに対する期待が寄せられました。 シンポジウムには会場の収容人員を大きく上回る310 名の聴衆が集まり、大盛況のうちに終了しました。


除幕式

新センターのVisionとMission

基調講演

パネルディスカッション

駒場リサーチキャンパス公開2009

2009年5月29・30日の2日間、毎年恒例となっている駒場リサーチキャンパス公開が行われました。 ITSセンターは各研究室での個別展示のほか、ピロティの共同ブースにおいて3台の計測実験用車両および専任・所内協力メンバーの研究紹介ポスターを、D棟地下・CCR棟地下では交通シミュレータ・ドライビングシミュレータのデモを行いました。 また昨年に引き続き「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」に協力し、中高生の団体見学を受け入れました。

公開題目一覧

  • 共通: サスティナブルITSの展開
  • 須田研: 車両のダイナミクスと制御
  • 池内研: ITSのための都市空間センシングと提示 ほか
  • 桑原研: 快適な道路交通社会の実現に向けて - Tomorrow's Technologies for Today -
  • 鈴木研: 非線形ロボティクス~超柔軟ロボットシステムからITSまで~
  • 中野研: モビリティの制御と信号処理
  • 橋本研: 空間知能化:人と人工物と空間のより良い関係を目指したロボティクス
  • 坂本研: 音場の物理/数値シミュレーション

International Symposium on ITS Research 2009

2009年7月11日、タイ・バンコクのチュラロンコン大学で、チュラロンコン大学工学部と東大ITSセンターの共催により International Symposium onITS Research 2009が開催されました。 これは同じ週にバンコクで開催された ITS Asia Pacific Forum 2009 の Special Academic Session として実施されたもので、2008年7月のシンガポールでの開催に続き2回目の試みとなります。

シンポジウムは Traffic Management、Vehicle Control、Image Processing and Communication、ITS Implementation の4部構成のプログラムにより行われ、タイ・日本双方の研究者から最新のITSに関する研究トピックについての紹介が行われました。 チュラロンコン大学の学生を含む50名ほどの参加者があり、質疑応答の時間には参加者からお互いの国の状況についての質問なども交わされ、活発な意見交換・議論が行われました。

ITSセミナー in 柏

7月13日(月)に柏キャンパスで150名を超える参加者を得て、標記セミナーを開催しました。 4月に発足した生産技術研究所先進モビリティ研究センター(センター長:桑原雅夫教授)が、センターの研究成果の社会還元と地域の産官学との連携・交流によるITSの普及促進を目的に、前身の連携センター時代から開催しており、当セミナーは、第7回目を迎えました。 今回の「ITSセミナー in 柏」は、東京大学の第3拠点の柏キャンパスの展開と、生産技術研究所先進モビリティ研究センター(ITSセンター)が主要な役割を果たす柏市の「ITS実証実験モデル都市」選定等新たな「柏の葉国際キャンパスタウン」を参加者に紹介・理解していただくことも目的としました。

当日は午前中に、UDCK柏の葉アーバンデザインセンターで、前田英寿UDCK副センター長による「柏の葉キャンパスシティプロジェクト」の紹介とプロジェクトエリア内の施設を視察するバスツアーが行われ、続く第I部では、大和裕幸大学院新領域創成科学研究科長による「オンデマンドバス」の技術講演が行われました。

昼休みを挟み、午後は初めに、本多晃柏市長、大和裕幸大学院新領域創成科学研究科長、野城智也生産技術研究所長からご挨拶をいただきました。 第II部では、桑原雅夫ITSセンター長によるITSセンターの紹介と「ITS時代の交通管理と評価」、センター専任メンバーであり千葉実験所長の須田義大教授の「サステイナブルな交通システム-生産技術研究所におけるITS、LRT、PMVへの実践的研究展開-」と池内克史教授の「ITS情報空間(現在、過去、未来)」、畠中秀人国土交通省国土技術政策総合技術研究所ITS研究室長の「実用化に向けたスマートウェイの取り組み」と題した技術講演が各々行われ、第III部では、堀洋一大学院新領域創成科学研究科教授による「いま電気自動車の周りで起きていること~ちょこちょこ充電しながら走る電車のようなクルマへ~」と題した基調講演が行われました。

第IV部のパネルディスカッション「活力のある魅力的な街作りに貢献するモビリティデザイン」では、モデレータにUDCK柏の葉アーバンデザインセンター長で大学院新領域創成科学研究科の北沢猛教授、パネリストに、石黒博柏市企画部長、上田俊郎柏商工会議所専務理事、上野武千葉大学教授、河合淳也三井不動産株式会社柏の葉キャンパスシティプロジェクト推進部グループ長、畠中秀人ITS研究室長、須田義大教授が登壇し、魅力的な街づくりとそのために必要な交通・モビリティの在り方について、パネリストのプレゼンテーションとITSを活用した次世代型環境都市~ITSスマートタウン~の実現に向けたモーダルミックス、サステイナブルな交通移動システム、次世代モビリティの活用等活発なディスカッションが繰り広げられました。

会場ではオンデマンドバス車両及び電気自動車の基幹部品であるキャパシタの展示も行われ、多くの参加者の見学と活発な質問があり、また、最後のパネルディスカッションまで多くの方々が参加され、参加者の関心の高さがうかがわれました。


本多晃・柏市長によるご挨拶

参加者150余名を数え盛況となった会場

ITSセミナー in 東北

9月8日(火)、宮城大学大和キャンパスで、道路管理者を中心に50名超の参加者を得て標記セミナーを開催しました。

池内克史教授の開会挨拶の後、第I部では先進モビリティ研究センターより 池内克史教授の「ITS情報空間(現在、過去、未来)」、 中野公彦准教授の「新しい計測法を用いたモビリティの状態監視」、 田中伸治講師の「ITSを活用した動的な交通運用マネジメント」、 第II部では 宮城大学の蒔苗耕司教授より「東北地方におけるITS研究の課題」、 秋田大学の浜岡秀勝准教授より「車両挙動に基づいた冬期路面情報提供の試み」、 NPO法人青森ITSクラブの葛西章史事務局長より「地域におけるITSの取り組み」、 国土交通省国土技術政策総合技術研究所の畠中秀人ITS研究室長より「実用化に向けたスマートウェイの取り組み」と題した講演が行われました。 第Ⅲ部では モデレータに宮城大学の徳永幸之教授、 パネリストに 国土交通省東北地方整備局の寺沢直樹道路計画第一課長・ 宮城県遠藤信哉道路課長・ 葛西章史事務局長(前掲)・ 畠中秀人室長(前掲)・ 須田義大教授 を迎えたパネルディスカッション「地方で期待するITS」で、今後の「現場密着型ITS」について活発な議論が交わされました。

QUT にて Intelligent Transport Systems Symposium を共催

2009年9月11日にオーストラリア・ブリスベンのクイーンズランド工科大学 (QUT) にて Intelligent Transport Systems Symposium を共催しました。

全体で10件の論文発表があり、そのうち4件はITSセンターからのもので、3件は日本から(桑原教授、須田教授、池内教授 代理影沢助教)、1件は本シンポジウムをアレンジしたQUTのEdward Chung先生のものでした。 また、残り6件のうち1件は、現在、RMIT(王立メルボルン工科)大学の講師で、かつて本センターの学生メンバーだった Shamas Bajwa 先生のものでした。 あらためて、本センターの活動の国際的な広がりを認識しました。

なお、シンポジウム終了後に本センターとQUTとの間で研究協力協定の調印式が行われました。

16th ITS World Congress Stockholm 2009 報告

2009年9月21日から25日まで、第16回ITS世界会議がストックホルムのInternational Fairs & Congress Centreで開かれました。同会議はITSに関連する大学・企業の研究者や技術者、政府関係者が集まり、最新の研究発表や展示を行ったり、国際的な協調・交流を進める場として毎年秋に開催されているものです。今回は2008年の世界金融危機以降初めての開催となり縮小が危ぶまれましたが、実際には前年並みの8,000人以上の参加があり、関心と期待の高さが伺われました。

ITSセンター(専任メンバーの研究室)からは4件の発表を行い、海外関係者との議論を深めました。次回(2010年)は釜山で開催され、池内教授がCo-Chairを務めます。

特別研究会の遠隔同時中継実験を開始

東京大学生産技術研究所先進モビリティ研究センター(ITSセンター)では2009年10月より、定例の特別研究会「ITSに関する研究懇談会」を遠隔地へ同時中継する試みを開始しました。 ITSセンターの研究成果や人的ネットワークを各地域へ還元することが目的です。 近年注目の高まっているテレビ会議システムを利用したもので、実験期間を経て早期に本運用を開始する予定です。

当センターはこれまでにも国内各地でのセミナーシリーズ開催(年3回程度)や、学外の協力メンバー教員を拡充(26大学・34名※)するなど、各地との連携促進や地域を支える人材の育成支援を目指した活動を行ってきました。 概ね月例で開催している特別研究会については学内での開催がほとんどでしたが、このたび愛知県ITS推進協議会が法人として(財)生産技術研究奨励会の賛助員へ加盟し特別研究会へ参加する予定となったことや、設備面の目処がたったことから、名古屋駅近くの愛知県立大学サテライトキャンパスへ向けた同時中継を開始するに至ったものです。 これまでに開催された特別研究会やセミナー、社会人向け講座等でも同時中継を行ったことはありましたが、定期的・継続的に行うのは初めてです。 互いの設備が整えば中継先を増やすことも可能で、全国への展開も視野に入れています。

2月の研究会より

「名古屋会場の皆さん、ご質問はいかがでしょうか?」 司会を務める桑原雅夫センター長の呼びかけだ。 双方の会場の様子を写すカメラ映像と音声がテレビ放送のようにほぼ時間遅れなく届き、質疑応答もスムーズだ。 講演中はカメラ映像の代わりにプレゼンテーション画面が送られる。 数Mbps程度の通信速度でも十分な品質を確保できる。 この日ご講演を頂いた東京大学客員研究員の呉光強 (Wu Guangqiang) 教授も、「初めての体験だったが、その場にいない人々と議論できるのは興味深い。中国でも使ってみたい」と期待を寄せた。

愛知県立大学情報科学共同研究所長 小栗宏次教授の話

愛知県立大では、名古屋駅から3分の立地を生かしたサテライトキャンパスから特別研究会に遠隔参加すべく準備を進めています。 これまでの実験では中継システムの品質も十分で、少人数であれば十分に可能であることがわかりました。 私どもの研究所では、2010年4月よりITSラボを設置して自動車産業の振興や事故軽減に貢献できる研究を進める計画で、愛知県ITS推進協議会とも連携して中京地域の参加を募りながら活動を活性化していきたいと考えています。 関係の皆様どうぞよろしくお願いいたします。

千葉実験所公開2009にてITSセンターの取り組みを紹介

2009年11月13日(金)に、毎年行われております東京大学生産技術研究所千葉実験所公開が開催されまし た。千葉実験所の広大な敷地を活かした研究の成果報告や、実際の実験装置なども見学できることから、毎年700名以上の来場者数となっています。ITSセンターとしては、所属の研究室の紹介や計測実験車などを展示しました。

今年はさらに、ITS実験用交通信号機において日本では珍しい青点滅表示デモを行いました。青点滅を表示することにより、対向車の赤信号表示(時差式信号)を知らせ、右折を即座に促す円滑な交通流が期待できるものです。このデモは、多くのメディアやWebで話題となりました。

スマートツーリズム:複合現実感技術を用いた観光ITSの取り組み

「スマートツーリズム構想」とは複合現実感(MR)技術等を活用した観光のための次世代ITSサービスです。観光客の行動を (1)動機づけ、(2)訪問、(3)感動、(4)再訪の4段階に分け、各段階に対してウェブやMRシステム等の表示系による情報サービス、EVやPMV等の移動体による移動支援サービスを提供します。その結果、双方向的な時空間観光情報を提供することで感動と共感を生み出し、リピーターを増やすことを目指しています。

池内研究室は奈良県明日香村を対象としたプロジェクト「バーチャル飛鳥京」に取り組んでおり、今年度は電動アシスト自転車やPMVを用いた車両型MRシステムを新たに開発しました。毎年恒例の現地一般公開実験はNHKニュースでも紹介され、地域でも大きな話題となりました。

第8回ITSシンポジウム2009 参加報告

2009年12月10日(木)~11日(金)、第8回ITSシンポジウムが特定非営利活動法人ITS Japan主催・広島市立大学共催により広島市立大学で開催されました。

「社会に溶け込むITSへ」というテーマで行われた同シンポジウムは実行委員長の浅田尚紀広島市立大学長とITS Japanの渡邉浩之会長による開会式から始まりました。 シンポジウムは大きく企画セッションと対話セッションに分けられ、企画セッションでは「広島地域に溶け込むITS」、「ITSによる新たな市場創出」、「交通心理学・人間工学から見たITS」、「ITSのご近所で地球環境を考える」をトピックとしたパネルディスカッションが、対話セッション(ポスターによる対話型セッション)では合計100篇以上のITS関連研究の発表が行われ、ITS関連の最新情報・技術に関する幅広い討論が行われました。

当センターは毎年同シンポジウムに積極的に参加しており、今回も数多い研究成果を発表し、かつ当センターの多くの専任メンバー・協力メンバーが運営委員、プログラム委員、企画セッションおよび対話セッションのモデレータを務めるなど、ITSの更なる発展に貢献しています。 優れた研究発表者にはベストポスター賞が授与され(学術部門5編,技術部門3篇)、当センターからは田中悠樹氏(鈴木高宏研究室 修士1年)が学術部門で選ばれました。 また、学内協力メンバーの上條俊介准教授が技術部門で、学外協力メンバーの、大前学准教授(慶應義塾大学)と鈴木桂輔准教授(香川大学)が学術部門で選ばれました。

次回は2010年12月10日(金)~11日(土)に京都大学百周年時計台記念館で行われる予定です。

「ITS実証実験モデル都市~柏」の活動はじまる

2009年6月に柏市が内閣府の社会還元加速プロジェクト「ITS実証実験モデル都市」に追加認定されました。これを受け、2010年2月9日には千葉大学柏の葉キャンパス・シーズホールにおいて、幹事会員22団体・一般会員26団体から成る「柏ITS推進協議会」(会長:池内克史教授)が設立総会を経て発足し、6つの部会による活動を開始しました。

2009年度「社会人のためのITS専門講座」を開催

ITSセンターと本学大学院新領域創成科学研究科の主催で2009年度「社会人のためのITS専門講座」を2010年3月8日に本学柏キャンパス、9日に駒場リサーチキャンパスの生産技術研究所にて2日間にわたり開催しました。

本講座は前身の旧先進モビリティ連携研究センター及び本学旧国際・産学共同研究センターで2004年度から進められてきた産学官連携プロジェクト「サステイナブルITSプロジェクト」における成果を広く展開することと、ITSの技術開発及び事業化と地域展開に必要な人材を育成することを目的に、主に企業の技術者、地方自治体の担当者や政策立案者、大学の研究者などを対象に毎年開催しております。2009年4月に正式に本学の研究センターとして昇格した後も研究成果の展開と人材育成をITS分野における社会貢献と考え、新センターとしては初めての開催になりました。今回は2009年6月に千葉県柏市が内閣府社会還元加速プロジェクトの「ITS実証実験モデル都市」に選定されたことを受けて、初めて柏キャンパスにて開催しました。柏キャンパス会場では柏地区の低炭素型交通都市や次世代型環境都市を目指した研究開発について、駒場リサーチキャンパス会場では最先端のITSの研究開発について講義形式と研究室見学によって紹介しました。

年度末の多忙な時期にもかかわらず両会場ともに盛況で、ITSへの関心の高さがうかがえます。講義中は講師の話に熱心に耳を傾け、資料にメモを取り、研究室見学では研究紹介や実験設備に関心を持って説明員に質問する受講者の姿が多く見られました。本講座がITSの研究開発やITSを担う人材育成の一助となれば幸いです。

2009年 活発に開催された東京大学ITSセミナーシリーズNo.6~8

地域の協力のもと主催する「東大ITSセミナーシリーズ」が、2009年は3回開かれました。地域のニーズに即したITSの普及・促進と交流を目的に意見交換を行うもので、前身センター時代から通算して8回を数えました。

第6回は、熊本大学・熊本県・国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)の協力のもと6月に熊本市で開催しました。第7回は、柏市・国総研・柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)・東京大学新領域創成科学研究科の協力のもと7月に柏市で開催しました。第8回は、宮城大学・秋田大学・宮城県・国土交通省東北地方整備局・国総研・NPO法人青森ITSクラブの協力のもと9月に仙台市で開催し、各回100名超の参加者を集めました。

東京大学ITSセミナーシリーズ No.9 開催

地域の協力のもと主催する「東大ITSセミナーシリーズ」が、前身センター時代から通算して9回を数え、2009年度4回目として、今回初の北陸地域の開催となりました。

金沢大学理工研究域、北陸道路研究会(道路計画部会)、国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)の協力のもと、北陸地域におけるITSの取り組みの紹介とこれからのITS推進の必要性とその課題についてディスカッションを行いました。

動きだした「長崎エビッツ」、鈴木准教授が長崎県に招へいされる

2010年2月19日(金)、長崎県が進める「長崎EV&ITS(エビッツ)プロジェクト」の一環として、長崎県新上五島町に新世代電気自動車(五島列島で同年3月までに合計100台)が導入され、プロジェクトが本格的に始動しました。長崎エビッツは、ガソリンの値段の高い離島に電気自動車(EV)と高度道路情報システム(ITS)を導入し、次世代の未来型ドライブ観光システムを作り上げることで、地球温暖化防止、世界遺産登録を目指す島のイメージアップ、観光や地域振興を目指すという世界が注目するプロジェクトです。

2009年10月8日には、産官学の連携組織の「長崎エビッツコンソーシアム」が立ち上がっており、国土交通省の地域活力基盤創造交付金を活用したEV&ITSの実配備に向けた検討が始まりました。当センターも主要なメンバーとして参画し、牧野浩志准教授がWG2の座長を務めています。また、2010年1月7日には、当センターの鈴木高宏准教授が4月から県の幹部職員として招へいされることが発表されました。県の幹部職員に大学職員が招かれるのは初めてのことで、センターとしても全面的にバックアップする予定です。今後、プロジェクトの企画立案や指導に係わり、当センターの持つITSのノウハウを長崎県の観光や地域振興といった具体的な課題に対して社会還元できるよう取り組んでいきます。

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