Logo東京大学 生産技術研究所 次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)Advanced Mobility Research Center (ITS Center), Institute of Industrial Science, The University of Tokyo

News Report 2015

2014年度 | 2016年度 | 一覧

"Int'l Symposium on ITS Research 2015 in Shanghai" 開催

2015年4月30日(木)午前9時より、中国上海の同済大学の嘉定キャンパスにて、次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)および同祭大学Clean Energy Automotive Engineering Centre, China (CEAEC)の主催でITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)に関する国際シンポジウム(SEIKEN Symposium No. 83)を開催しました。

本シンポジウムは、2007年から毎年(ITS世界会議がアジア太平洋地域で開催される年を除く)開かれるAsia-Pacific ITS Forum & Exhibitionに続けて開催しており、北京、シンガポール、バンコク、台北、クアラルンプール、オークランドに続いて7回目となります。ITSの発展のために、交通、情報、機械工学の研究分野の融合と国を超えた共同活動がより重要となっていることから、毎回、様々な国から専門家を招いて開催しており、今年は日本、中国、タイ、ドイツ、台湾からの23名の専門家をお迎えして各地域のITS最新進展の報告と意見交換を行いました。

須田義大ITSセンター長と同済大学のZhuoping Yu学長補佐の開会挨拶から始まった本シンポジウムでは、須田義大センター長、VOLVO CAR ChinaのShen Feng副会長、ITS Japanの天野肇専務理事(東京大学客員教授)、中国交通運輸部のChen Yongsheng首席研究員の基調演説を頂き、それぞれに日本、VOLVO社、中国のITS分野の発展戦略を紹介した。その後、19名のITS領域の大学教授、企業の研究者、政府からの管理者から、路車間通信、画像処理技術の活用、交通センシング・制御技術、運転支援システム、自動運転技術、ITS管理政策、公共交通サービス等、益々発展するITSの最新動向に関するテーマを発表し、活発な議論が行われました。

500名を超える聴衆は大学の学生、ITS関連専門家、エンジニアでしたが、各国、特に日本のITSに関する最新研究動向については熱い興味を示すなど、本シンポジウムは大盛況で終わりました。


ITSセミナー in 信州

平成27年11月4日に信州大学若里キャンパス(長野市)にてITSセンター主催による「ITSセミナー in 信州」を開催しました。今回が26回目となる本セミナーでは、地域で抱える交通に関する問題や取り組みについての紹介、ITSセンターが取り組む研究の紹介を通して、ITSを通じた課題解決を探るとともに、普及や社会実装に向けて取り組んでいる産官学それぞれの立場間での意見交換や社会実装に向けた普及活動に取り組んでいます。

当日は、長野県知事の阿部守一様より御祝辞を頂いた後、ITSセンターの研究成果発表に続き、長野県の奥村康博様からは県内における交通安全対策について、長野市の轟邦明様からは善光寺御開帳に伴う交通渋滞対策、センサメーカーである多摩川精機の熊谷秀夫様からはITS分野におけるセンサ活用、長野県警察の市川正樹様からは横断歩行者の事故防止システムについてのご発表がありました。信州大学の佐藤敏郎先生、高瀬達夫先生もご参加いただいたパネルディスカッションでは活発な意見交換がなされ、NHK長野放送局が本セミナーの取材に訪れるなど、地域からの高い関心がうかがわれるセミナー開催となりました。

本セミナー開催に当たり、講演者の皆様、ご共催の信州大学、信州大学ものづくり振興会、ご後援いただいた関東地方整備局長野国道事務所、長野県、長野市の関係各位に感謝申し上げます。

「社会人のためのITS専門講座」開催される

2015年度「社会人のためのITS専門講座」を次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)主催で2016年1月21日(木)に駒場会場(生産技術研究所コンベンションホール)、22日(金)に千葉会場(千葉実験所)の2日間開催いたしました。 この講座は、次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)のメンバーを中心に研究成果の発表と研究施設見学、研究者とのディスカッションを通じて当センターの日頃の活動をご理解いただくとともに、研究成果の社会還元とITSの技術開発及び事業化と地域展開に必要な人材育成を社会貢献と考え、主に企業の技術者、地方自治体や試験研究機関、大学の研究者を対象に2004年より毎年開催しております。

1日目は、藤井輝夫所長と須田義大センター長の開講挨拶のあと、当センターの専任メンバーより研究成果を報告しました。特に初日は最近話題になった自動運転について、当センターの大口敬教授による「自動走行技術の社会実装」、河野賢司特任研究員による「準静電界技術のITS応用と可能性」、坂本慎一准教授による「道路交通と音響技術」、井料美帆准教授による「道路交通における歩行者の行動特性」」、東北大学未来科学技術共同研究センターの大野和則准教授による「実世界の情報を収集するロボット技術」のご講演をいただき、参加者97名が熱心に聴講されました。昼時間を利用した当センターを含む関連8研究室*の研究室見学も行われ、ドライビングシミュレータの試乗やMRの体験ができる研究室見学もあり、非常に有意義な研究室見学となりました。講演会の後、意見交換会が行われました。

翌2日目は、他の専任メンバーによる講演と、東京大学高齢社会総合研究機構の伊藤太久磨特任研究員による「地方での高齢ドライバ支援を目指した自律運転知能システムの開発」、柏市都市部都市計画課の小池健二副主幹と柏市土木部交通政策課の内藤義之主任による「柏市におけるITSの取り組みについて」のご講演が行われました。千葉実験所の広大な敷地を活かした新たなモビリティに関する最新の研究施設見学を実施し、26名の参加者からご好評をいただきました。

*須田・中野研究室、大口研究室、坂本研究室、上條研究室、大石・小野研究室、加藤(信)研究室、志村研究室、瀬崎研究室


ITSセミナー in 富山

平成28年3月29日に富山大学五福キャンパスにて次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)主催の「ITSセミナー in 富山」を開催しました。ITSセンターにおける研究成果の社会還元、地域のニーズに即したITSの普及促進、地域の人材育成および交流を目的として、ITSセンターはITSセミナーを全国各地で開催しており、その27回目として行われたのが今回のセミナーです。

富山大学理事・副学長の鈴木基史先生ならびにITSセンター長による開会挨拶からセミナーが始まりました。セミナーの第1部では、ITSセンターの研究成果を発表しました。第2部では、「富山における交通とまちづくりに関する取り組み」と題し、富山市都市整備部次長の高森長仁様、京都大学教授の中川大先生、富山大学工学部長の堀田裕弘先生によるご講演が行われました。第3部では、「富山のまちづくりとITSへの期待」と題して、第2部の講演者の方々、ITSセンター教員に加え、富山ライトレール株式会社代表取締役社長の粟島康夫様を交えてパネルディスカッションを行いました。そして、国土交通省富山河川国道事務所副所長の堀尚紀様から閉会のご挨拶をいただき、盛況のうちにセミナーは終了しました。

共催者の富山大学、後援者の富山県、富山市、富山河川国道事務所、e-Toyama推進協議会の皆様に深く感謝を申し上げます。


PAGE TOP