Logo東京大学 生産技術研究所 次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)Advanced Mobility Research Center (ITS Center), Institute of Industrial Science, The University of Tokyo

News Report 2016

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ITSセミナー in いわき

2017年2月28日に、福島県いわき市の東日本国際大学にて、次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)主催の「ITSセミナー in いわき」を開催しました。 当センターでは、大学における研究成果の社会還元や、地域のニーズに即したITSの普及促進、地域の人材育成・交流などを目的としたセミナーを2006年より全国各地で全国各地で開いており、29回目の今回は、東日本大震災から6年を迎える福島県いわき市で開催しました。

セミナーでは、いわき商工会議所の小野栄重会頭よりご祝辞を頂いた後、須田センター長、杉町敏之特任助教、小野晋太郎特任准教授による当センターの活動紹介に続き、東日本国際大学副学長の福迫昌之教授、アルパイン株式会社の黒澤武史様、いわき商工会議所まちなか交通支援情報システム研究会座長の渡辺弘様、福島工業高等専門学校副校長の芥川一則教授より、いわき市の復興街づくり状況や交通事情、地域・産業振興に向けた取り組みなどをご発表頂きました。

続いて、当センターの大口敬教授を司会として、当センター准教授で前磐城国道事務所長の坂井康一氏、東北大学未来科学技術共同研究センターの副センター長でいわき市出身の長谷川史彦教授、たいらまちづくり株式会社の山崎建見代表ら6名によりパネル討論が行われました。交通システムを組み込んだ都市圏の新しいデザインの必要性を核として、交通問題の解決や産業復興、まちづくりに対するITSの活用について議論しました。

参加者は地元の自治体や企業の関係者を中心に約100名を数え、地元紙3紙にも取り上げられるなど、高い関心がうかがわれました。

講演者の皆様、共催の東日本国際大学、後援を頂いた関係各位(福島県、いわき市、いわき商工会議所、国土交通省磐城国道事務所、福島民報社、福島民有新聞社、いわき民報社、ラジオ福島、FMいわき)に感謝申し上げます。 また、セミナーの前後には、いわき市役所のご協力のもと、アルパイン株式会社、曙ブレーキ工業株式会社のご厚意により関係者向けに同社の施設見学の機会を頂きました。この場を借りて重ねて御礼を申し上げます。

JICA東京 ITS研修

東京大学生産技術研究所では、ITSセンターが中心となって、2013年度よりJICA東京にて途上国から研修生を集めてITSに関わる研修を、ITS Japan および各省庁などの協力の下で実施しています。

2016年度の研修の様子を解説する動画がJICAにより作成されました。

「社会人のためのITS専門講座」開催

2016年度「社会人のためのITS専門講座」を次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)主催で2017年1月30日(月)に生産技術研究所駒場キャンパスのコンベンションホールで開催いたしました。 この講座は、次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)のメンバーを中心に研究成果の発表と研究施設見学、研究者とのディスカッションを通じて当センターの日頃の活動をご理解いただくとともに、研究成果の社会還元とITSの技術開発及び事業化と地域展開に必要な人材育成を社会貢献と考え、主に企業の技術者、地方自治体や試験研究機関、大学の研究者を対象に2004年より毎年開催しております。

当日は、藤井輝夫所長と須田義大センター長の開講挨拶のあと、当センターの専任メンバーより研究成果を報告しました。特に初日は最近話題になった自動運転について、当センターの大石岳史准教授による「観光ITS:空間モデル化・表示技術と地域活性化への取り組み」、坂井康一准教授による「ITS普及と交通政策 ~地域における実証的研究プロジェクト~」、中野公彦准教授による「自動車の運転支援・自動運転におけるヒューマン・マシン・インターフェース」、小野晋太郎特任准教授による「低品質・大量の車載カメラ画像から高精細な画像を生成する:一般車カメラによる広範囲・高鮮度センシングの可能性」、東北大学未来科学技術共同研究センターの山邉茂之准教授による「高齢者を対象とした逆走防止策評価」のご講演をいただき、参加者92名が熱心に聴講されました。

昼時間を利用した当センターを含む関連8研究室の研究室見学も行われ、ドライビングシミュレータの試乗やMRの体験ができる研究室見学もあり、非常に有意義な研究室見学となりました。講演会の後、意見交換会が行われました。


ITSセミナー in 東京2016 ― これからの協調ITSの方向性

次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)の社会還元活動の一つである「ITSセミナー in 東京2016」を、10月27日(木)、生産技術研究所コンベンションホールにて開催しました。 今回で28回目を迎える本セミナーは、168人にご参加いただき、「これからの協調ITSの方向性」をテーマに3部構成で行われました。

藤井輝夫所長および当センター長の須田義大教授の挨拶に続き、第1部では大口敬教授が当センターの協調ITSに関する研究の全体像を紹介し、中野公彦准教授、小野晋太郎特任准教授、平沢隆之助教、和田健太郎助教から、より具体的な研究の報告を行いました。 また、今後の協調ITSについての提言を坂井康一准教授が紹介しました。

第2部では、国土交通省の森昌文技監から最近のITS に関する道路行政について、当センターの客員教授でもある ITS Japan の天野肇専務理事から近年のITSの技術革新と社会変革についてご講演を頂きました。 また、国土交通省東京国道事務所の西川昌宏所長より、ITSの活用が期待される取り組みとしてバスタ新宿が紹介されました。

第3部のパネルディスカッションでは、今後の社会におけるITS について、技術的側⾯面から経済的な側面さらには人材育成について広範な議論が行われました。


欧州委員会のヴィオレタ・ブルツ運輸担当委員が当センターを訪問

G7長野県・軽井沢交通大臣会合に参加するため来日した欧州委員会のヴィオレタ・ブルツ運輸担当委員が9月23日(金)、生産技術研究所次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)を訪問しました。 G7交通大臣会合は、G7伊勢志摩サミットにあわせて開催される関係閣僚会合の一つです。

今回の訪問では、副所長の佐藤洋一教授、センター長の須田義大教授、大口敬教授らがお迎えし、佐藤教授から本所の説明をしたのち、須田教授から当センターでこれまで取り組んできたITSに関わる研究開発の紹介を行いました。 続いて、ブルツ運輸担当委員は、研究開発成果の一部であるユニバーサルドライビングシミュレータおよびセンシング車両を実際に視察されました。

世界的にも自動運転をはじめとした次世代モビリティへの期待は高まっており、今回の訪問でもその実現に向けた鍵となる技術について意見交換を行いました。当日の視察の様子は、ブルツ運輸担当委員のTwitterでも紹介されています。

"Japan-China Workshop on Intelligent Vehicle Tech." 開催

2016年4月27日(水)中国・長春の吉林大学南嶺キャンパスにて、次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)およびState Key Laboratory of Automobile Simulation, China(ASCL)の主催で知能化車両技術に関する日中ワークショップが開催されました。

ITSセンター長の須田義大教授とASCL国家重点実験所所長のHong CHEN教授の開会挨拶から始まった本ワークショップでは、ITSセンターの須田義大教授、池内克史名誉教授、中野公彦准教授、大石岳史准教授、小野晋太郎特任准教授、および吉林大学自動車工程学院のWeiwen DENG教授、Xin GUAN教授、Bingzhao GAO教授、Hongyu HU准教授、Chuzhao LI博士の計10名の講師から、自動運転、ロボット、ヒューマンマシンインターフェース、スマートツーリズム、センシング、および知能化車両のシミュレーション技術、自動車シミュレーションためのモデリングダイナミック、パワートレインの制御技術、カメラによる周辺交通状況の推定、ドライバモデリング等、知能化車両技術の最新研究動向に関するテーマについての発表と、活発な議論が行われました。

先方大学の教職員と学生約100名が聴講し、本ワークショップは和やかな研究交流の雰囲気の中に終わりました。


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