ニュースレポート2023

ITSセミナー in VISON

3月14日(木)、三重県多気町のVISON, AT CHEF MUSEUMにて、本所 次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)主催の「ITSセミナー in VISON」を開催しました。ITSセンターでは、研究成果の社会還元、地域のニーズに即したITSの普及促進、人材育成・交流を目的として、前身センターの時代の2006年から全国各地でセミナーを開催しています。今回はその42回目にあたり、「新技術が育む地域間連携」をテーマとして、会場に56名、オンラインから37名、合計93名が参加し開催しました。

ITSセンターの大口 敬 センター長・教授および共催の三重県多気町の久保 行央 町長による開会挨拶で幕を開けた後、ヴィソン多気株式会社の目野 雅司 本部長補佐から、開催地であるVISON の施設紹介が行われました。第1部ではITS センターの須田 義大 教授と鈴木 彰一 准教授よりITS センターの取り組みが紹介されました。第2部では、多気町デジタル戦略室地域戦略係の三井 諭 係長より「地域一体となって取り組む暮らしへのデジタル実装」、三重大学 人文学部法律経済学科の深井 英喜 教授より「高齢者生活実態ニーズ調査等を踏まえた新技術導入の課題」、中日本高速道路株式会社 保全企画本部 i-MOVEMENT 推進室 宮西 洋幸 担当課長より「スマートICをはじめとしたITSによる地域活性化の取り組み」、MRT株式会社 小川 智也 代表取締役社長より「Mie Medical MaaS」、BOLDLY株式会社 佐治 友基 代表取締役社長兼CEOより「VISONにおける自動運転バスレベル4運行に向けた取組み」と題して、セミナー開催地を中心に進められている様々な取り組みが紹介されました。第3部では、ITSセンターの中野 公彦 副センター長・教授をモデレータとして、第2部の講演者と大口センター長によるパネルディスカッションが行われ、地域間連携を育む新技術を導入していく上でのポイントや人材育成などをテーマとして充実した議論が行われ、幕を閉じました。

大口センター長による開会挨拶

久保町長による開会挨拶

活発な議論が行われたパネルディスカッション

セミナー会場の様子

ITSセミナー in とちぎ

2023年8月2日(水)、栃木県宇都宮市のライトキューブ宇都宮にて、次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)主催の「ITSセミナーinとちぎ」を開催しました。ITSセンターでは、研究成果の社会還元、地域のニーズに即したITSの普及促進、人材育成・交流を目的として、前身センターの時代の2006年から全国各地でセミナーを開催しています。今回はその41回目にあたり、「暮らしを変える・支える新技術」をテーマとして開催しました。栃木県内から87名(約65%)、県外から47名(約35%)、合計134名(産官学=36%:51%:13%)が参加する盛況のセミナーとなりました。

当センター長の大口敬教授および共催の宇都宮大学地域デザイン科学部地域デザインセンターの山岡暁センター長・教授による開会挨拶で幕を開けた後、栃木県の北村一郎副知事より、来賓挨拶がありました。第1部では当センターの須田義大教授と内村孝彦特任研究員より当センターの取り組みを紹介しました。第2部では、地元関係者の取り組みを紹介頂きました。栃木県県土整備部交通政策課公共交通担当の安生真人主査より「栃木県ABCプロジェクトの推進について」、宇都宮市総合政策部の室井君夫参事より「スーパースマートシティと交通政策」、宇都宮大学地域デザイン科学部の長田哲平准教授より「渋滞対策社会実験から見えてきたこと」、本田技研工業株式会社の波多野邦道 エグゼクティブチーフエンジニアより「自動運転・運転支援 技術の普及と拡大に向けたホンダの取組み」、東武鉄道株式会社経営企画本部の金子悟課長より「『国際エコリゾート日光』を目指した東武グループの取組み」、国土交通省関東地方整備局宇都宮国道事務所の吉田幸男事務所長より「道路の電脳化に向けた挑戦」と題してご講演を頂きました。第3部では、当センターの鈴木彰一准教授をモデレータとして、第2部の講演者と大口センター長によるパネルディスカッションが行われ、暮らしを変える・支える新技術を活かしていく上での課題や望ましい連携の在り方などをテーマとして、充実した議論が行われました。最後は、栃木県県土整備部の坂井康一部長による挨拶で幕を閉じました。

大口センター長による開会挨拶

北村副知事による来賓挨拶

吉田事務所長講演中のデモンストレーション

活発な議論が行われたパネルディスカッション

セミナー会場の様子