学内講義

学内講義

次世代のITSを担う人材育成のため、新たな教育カリキュラムを整備しています。これまでの個別要素技術だけではなく、ITS分野の基礎技術や産業・社会的側面をも学べるような講義を開設し、トータルな基盤整備に関われる人材育成を目指しています。

当センターの教員らにより、情報学環(学際情報学府および教育部)を中心として、下記のような特色あるITS関連の講義を開設しているほか、工学系・情報理工学系研究科などの各専攻では、土木、交通、機械、制御、ロボット、電気、情報、通信、環境など、ITSに関連する要素技術の各論をさらに詳 細に学ぶことができます。


概論

科目 モビリティ工学概論
設置 大学院工学系研究科 
時限 2023年度 冬学期 木曜1限 
担当

須田 教授, 中野 教授、鈴木准教授

内容 新しいモビリティの設計、生活におけるモビリティの機能と役割を体系的に学び、それらを統合化する知識を習得します

横断基礎技術

科目 先端表現情報学基礎IV(次世代モビリティ基礎)
設置  大学院学際情報学府
時限 2023年度 夏学期 火曜4限
担当 大口 教授、中野 教授、平野 助教、楊 助教、
内容 通常は別々の専攻でしか学ぶ機会のない交通、機械、情報・通信工学などの基礎知識を同時横断的に学び、学際的視点を身につけます

政策論

科目 先進モビリティ政策論
設置 大学院学際情報学府
時限 2023年度 冬学期 木曜5限
担当 鈴木彰一 准教授
内容 現場第一線の行政官や技術者の視点をまじえて技術動向と法制度を理解し、実社会で先端技術を活用するための考え方を身につけます

全学自由ゼミナール

科目
社会と技術が相互に影響するイノベーションを学び、創ろう ~自動運転の技術・法制度・サービス・ビジネス~
設置
生産技術研究所
時限
2024年度 夏学期 金曜5限
担当
大口教授
内容
自動運転を社会に実装するには、技術の進展だけではなく、法制度、自動運転を活用して行うサービス、それらを持続可能にするためのビジネスモデルなど包括的な観点で検討することが必要です。本ゼミナールでは、自動運転をひとつの例として最新の技術に触れ、多角的な検討が必要なイノベーションを社会に実装する上で必要な視点を学びます